【開催案内】古民家源右衛門のおときのごはん

村の大切な人が亡くなった……。
葬式の際は組の衆が集まり、
亡き人への感謝を込めた振る舞い料理をつくって
参列者をもてなす「おとき(お斎)」が
少し前までここにはありました。

豆や煮物はそれぞれ名人がいる、
地域伝統の味。

大切な結(ゆい)の心と味を
未来へ紡ぐため
伝統の料理をこの日だけ、特別復活。

おときのこと

おときとは、お葬式の際に参列者に振る舞われていた料理のことです。
明宝地域でも、10年ほど前までは家庭で葬儀が行われており、「おとき」を地域の女性たちが用意していました。
町の斎場で行われるようになってから、ずっと途絶えていた地域の味です。

漆塗りのお椀に盛られたご飯や味噌汁。
煮物の入った「菓子椀」、酢の物や精進揚げ。
明宝地域特有の、甘辛いお葬式のお吸い物「つぎ汁」。
昔ながらの素朴な味付けをお楽しみください。

源右衛門のこと

会場は、明宝 二間手 栃尾の集落内にある築100余年の古民家「源右衛門(げんねもん)」。
国道から一本入った静かな山間にある、この地域の伝統的な造りの古民家です。
2011年に地元有志の手で改修されてから、「ふるさと栃尾里山倶楽部」の活動拠点として活用しています。

梁や柱の黒さに、この家の歴史を感じることができます。
ふすまを全て取り払うと、「おとき」をするのに十分な大空間ができるのも、この地域ならではの間取り。
そんな古民家の風情もぜひお楽しみください。

この源右衛門、太陽光パネル、水力発電(水車)、薪ストーブなどの次世代エネルギー設備が導入されている古民家でもあります。
薪ストーブを焚いて、温かくしてお待ちしています。

行事概要

 

【行事名】
源右衛門のおときのごはん

【開催日】
2019年12月1日(日)
11:00~14:00
※なくなり次第終了。予約可。

【会場】
古民家源右衛門
岐阜県郡上市明宝二間手479
(明宝振興事務所(二間手606-1)より徒歩5分)

【料金】
お一人様 2,000円

【定員】
なくなり次第終了

【主催】
ふるさと栃尾里山倶楽部

【予約受付】
詳細:岐阜県移住体験WEB>

ふるさと栃尾里山倶楽部 事務局 置田優一
申し込みフォーム>>