山里の原木しいたけ
道の駅めいほう新鮮市に並ぶ、原木しいたけをご存知ですか?
私、明宝地域で活動する、実践隊員、奥村がおすすめしたい
逸品です。
アグリサービスさんのつくる
このしいたけ、普段スーパーなどで見慣れているものとは
一味も二味も違うんです!
まずは見た目の素晴らしさ!
軸が太く、かさが大きくて肉厚。
旨みたっぷりで香り高く、
プリプリで弾力のある歯ごたえがたまりません。
一度食べたらその違いがわかります。
このしいたけを求めて、
遠方から買い付けに来られる方もいらっしゃるそう。
私のおすすめの食べ方は、シンプルですが、まずは「焼く」!
ただそれだけ。それだけで十分なんです。
栽培方法に、おいしさの秘密がありました!
原木栽培といって、昔ながらの自然農法でつくられているのだそうです。
現在のしいたけ生産量の9割以上は効率よく安定した生産量を確保できる
菌床しいたけや輸入しいたけ。
一方、原木しいたけは自然環境に左右されやすく,
生産量は全体の1割程度。希少なしいたけなんです!
甘やかさず、生きる力を最大限の引き出して栽培されたからこそ
香りや歯ごたえは、菌床栽培より原木栽培品が数段上。
「効率の菌床、味の原木」なんて言われているそうです。
原木栽培では、菌床栽培のように
栄養剤のような添加物が入れられないので、安心で安全!
まさに、本物のしいたけ。“木の子”なんですね!
このしいたけをつくっているのがアグリサービスの岩田英男さん。
まさに、“しいたけの声が聞こえる人”。
岐阜県健康きのこ振興会の会長を勤められ、
郡上高校森林科学科の椎茸栽培専攻班の講師でもあります。
安心・安全、おいしいさを求めて、
日々研究を惜しまない岩田さん。
そんな岩田さんの愛情と
自然の恵みをいっぱい受けて育った原木しいたけ。
一度食べたらほかのは食べる気がしなくなるかもしれませんが、
ぜひ食べてみてください。
道の駅の物産館には、この原木しいたけのだしを
使ってつくられた「しいたけつゆ」や、
香りや味をそのまま凝縮した「干し椎茸」も販売されています。
原木しいたけの旨味がギュッと詰まっていますよ。