明宝の春の花名所３か所をご紹介！

2019郡上では、吉田川沿いに南から北へ少しずつ春が登って行きます。明宝地域では、4月半ば～５月上旬が春の花の見ごろ！ドライブがてら見に来てほしい春の名所３カ所をご紹介します。

善兵衛桜（ぜんべえざくら）

明宝で一番に開花する名所の花がこの「善兵衛桜」。
この土地の地主は旧家で代々「善兵衛」を襲名していたことから、
地元ではこの名で呼び慕われています。
推定樹齢はなんと３００年！
幹周り３m、樹高１７m、枝の広がりは２４m に及び、
支柱なしの一本桜としては国内最大級の大きさのエドヒガンザクラです！
支柱なしで耐えていられるのは、
やはりこの芸術的な「左右対称」の樹形のなせる業。
こんなに立派な桜ですが、明宝の中で
「実はこの子、すごい子なのでは…！？」
と気付かれたのはつい２０年ほど前なのだそう！
今では、地元の方がお花見をしたり、
噂を聞きつけて遠方から見に来る方も増え一躍地域のスターに♪

開花期間中の夜間には、地元「善兵衛桜を守る会」の皆さんによるライトアップも楽しめます。
集落の中にある桜なので、夜でも安心して見学に行けますよ！
駐車場（公民館）は狭いので、
土日祝日などの混雑時は近くの「道の駅明宝」に駐車いただき、
是非お花見用の軽食などを購入してお越しください。
道の駅から200m 程です。

平成１８年に郡上市天然記念物に指定されています。

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開花　4月中旬
場所　岐阜県郡上市明宝大谷
（開花期間中は道の駅明宝近辺の看板やのぼりを目安にお越しください）
駐車場　数台のみ
※道幅が狭いため路上駐車はご遠慮ください。
※駐車場には道の駅明宝をご利用ください。（道の駅明宝から善兵衛桜までは徒歩5分程です）

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國田家の芝桜（くにたけのしばざくら）

國田家のおばあちゃん・かなゑさんが植えた
一株の芝桜から始まって50年以上地域に愛され、守り続けられているお花畑です。
郡上市観光連盟のポスターにもなり、
ここの芝桜が採用されたポスター「郡上で恋せよ。」は
日本観光ポスターコンクールで入賞したこともあるんですよ！

（平成25年第62回日本観光ポスターコンクールオンライン投票部門2位）

おばあちゃんがコツコツと増やしてきた芝桜畑。
おばあちゃんが亡くなられた後は
娘さんをはじめとした地元の有志グループ
「國田家の芝桜を愛する会」さんが管理を続けており、
今では約2,500㎡もの広さになっています。

個人宅の敷地内ではありますが開花期間には無料で開放され、
大勢の観光客が訪れる名所となりました。
敷地一面に広がる芝桜の甘い香りや山里の風景に心癒されること間違いなし♪

また、かなゑおばあちゃんの娘さんの旦那さんは地元でも甲斐性（※手先が器用、知恵があるなどの意味）があることで有名なお父さん！

芝桜正面の田んぼに水を張って「水鏡の芝桜」にしたり。。

開花のフルシーズンには、ステージを手作りして芝桜をバックに演奏会も開催したり。
地域のみなさんがおばあちゃんの芝桜を誇りにされ、盛り上がっているのが伝わってきます！

おばあちゃんの功績が評価され、
平成4年には「農林水産大臣賞」、
平成8年には「内閣総理大臣賞」を受賞されています。

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開花　4月下旬～5月上旬
場所　岐阜県郡上市明宝奥住
（開花期間中はせせらぎ街道（国道４７２号線）沿いの看板を目安にお越しください）
駐車場　あり（30台程）
※駐車場に寄付金箱を設置しています。寸志をお願い致します。
※フルシーズンの休日は混み合います。路上駐車等は地域住民の通行の妨げになりますのでご遠慮ください。

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小川の花もも（おがわのはなもも）

峠を越えた先にあるのどかな山里、小川。
ここでは地元の地域づくり団体「ふるさとづくり委員会」の手によって
2000本もの「花もも」が集落のいたるところに植えられ、山里の春を彩っています。

弓掛川沿いでは、川や山々の青や緑と、
花ももの赤やピンクの色のコントラストが楽しめます。
道沿いにずらりと並ぶ花ももは必見。
春の陽気、緑の山々、川のせせらぎに浸れる、
まるで別世界のような小川は、ぜひドライブルートに入れたいですね！
花もも以外にも、水仙やチューリップなど、
同じ時期に咲く花で溢れていますよ。

集落内にある「小川小学校」は、毎年春と秋に行われる「ＦＢＣ花壇コンクール」に、昭和４７年から毎年欠かさず参加していて、毎回何かの賞を受賞しているんですよ！